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TKPシアターで上映する映画を子供たちが作る!CoderDojoKashiwa特別ワークショップレポート #TKP×CDK

2014.02.26 Category:勉強会・イベント Tag: ,

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千葉県柏市で小中学生向けのプログラミングワークショップを開催する「Coder Dojo Kashiwa」。2/26に開催された特別ワークショップは、TKPシアターと協力して映画館で上映する映画をみんなで作るというもの。

日本Androidの会Unity部・部長の鎌田泰行さんが潜入取材してきてくれました。
by 馬場美由紀 (CodeIQ中の人)

高校生が中心の運営メンバー「Coder Dojo Kashiwa」

「Coder Dojo」はアイルランド発祥のこども向けに行われているコーディングクラブで、その運営はすべてボランティアによって世界各地で活動が行われています。

Coder Dojo Kashiwa」は千葉初の「Coder Dojo」として 2013年5月から千葉県柏市ではじまりました。「Scratch」というプログラミング言語を使用したワークショップは、これまでに開催9回を数えます。

今回は地元の映画館のシアターを貸し切り、一般の方も閲覧できるようにして発表会をするという大きなイベントになりました。

驚くべきは、Coder Dojo Kashiwaの運営メンバーの多くが高校生だという点です。発起人にして代表の宮島君は、小学校5年生の時にScratchの魅力にハマり、一昨年には「Scratch at MIT 2012」というイベントに参加するほどの超高校生級の兵です。

彼を中心に、撮影を担当する学生や、IT系企業勤務の社会人がメンター(先生/良き指導者)として所属しており、普通に考えて接点がなさそうな人同士ですが、”柏にゆかりがある” という共通点を持つ地域密着型なメンバーが集まっています。

さらにこのイベントには、小金高校放送局のみなさんが取材に来ていました。聞くところによると今年6月の大会で使用するための取材だとか。取材に来る人も超高校生級。なんだかすごいです!

イベント前半 ~地元小学校でワークショップ~

当日は午前9時開始ということで、朝早くから多くのメンターが準備をされてました。8時半を過ぎたあたりから徐々に参加者の小中学生が会場に集まり始め、最終的にはなんと17名の参加者が来てくれました!最近の意識高い系子供たちは侮れません…

午前中のワークショップでは、まずA~Dの4つのグループに分かれて Scratchをさわった経験がない子を対象にしたScratchの基本操作から始まりました。1時間が経過する頃には全員が簡単なゲーム(もぐらたたき風ゲーム)を作っていました。末恐ろしい成長速度です!

それが終わるといよいよ自由制作タイムです。ここからは予め用意されていたテンプレートを参加者のこどもたちが自由にカスタマイズして、一つのゲームだったりストーリーを含めたアニメーションを作っていきます。

私が担当していたチームの子も、最初は何を作ればいいか決めかねてテンションも下がり気味でしたが、「こんなことができるよー」といくつか動きを見せてあげると「なにそれ!どうやるの!?」と興味を示してくれたようで、そこからは自分から進んでストーリーを作っていました。

また Scratch経験者のとある子は、これまでの知識を存分に活かして次々とエフェクトやその場で録音した音を追加していき、コトあるごとに「ねぇ見て見て!こんなのできた!!」と自慢してきます。ドヤかわいい。でも、おじさんは忙しいんだ。ちょっと待ってね。こんなやりとりを数回繰り返しました。

ワークショップ終了まであと1時間を切ると、大人ハッカソンなら焦燥感からか必死さが伝わってきたりするのですが、こちらは集中力も切れ切れになるらしく、与えられたお菓子に気を取られたり与えられたジュースに気を取られたり…と、子供たちならではの雰囲気を醸し出していました。

そんなゆるい空気の中、無事に午前の部を終了し、午後の発表会を待ちます。

イベント後半 ~シアターで発表会~

お昼休憩をはさみ、午後3時から地元・柏のTKPシアターで発表会がありました。普段は映画を上映するためにある大型スクリーンに、自分たちの作品が映しだされるとあって、子供たちのワクワク感もひとしおだったのではないかと思います。

発表形式はグループAから一人ずつ作品を発表するといったかたちでした。作っていて工夫したところや、時間があればこうしたかった、などの感想も交えながらプレイアブルな作品が映しだされ、観ていた大人たちもそれらの作品に魅入っていたようでした。

セリフを付けることで一本のストーリーが完成しているものや、声をつかったエフェクトまで、ここで初めて自分の担当したチーム以外の作品を観たわけですが、どれも(大人の価値観では作れないという良い意味で)とがった作品ばかり。

これはイベントの回数を重ねたらどう成長していくのか、というゲームジャムの経験によく似たものを感じました。彼らがゲームジャムの舞台に上がってくる日まで、腕を磨いて待っていようと思います。

なお、こどもたちの作品はブラウザから見ることができるようになっています。

「スクリプト」画面

「コスチューム」画面

「音」画面

【グループA作品】

A-1チームの作品
A-2チームの作品
A-3チームの作品

【グループB作品】

B-1チームの作品
B-2チームの作品
B-3チームの作品
B-4チームの作品
B-5チームの作品

【グループC作品】

C-1チームの作品
C-2チームの作品
C-3チームの作品
C-4チームの作品

【グループD作品】

D-1チームの作品
D-2チームの作品
D-3チームの作品

ものづくりの楽しさというものを感じ取れたイベントづくりに感謝

今回のイベントは参加者にとっても運営側にとっても、とても気付きが多いモノになったのではないかと思います。

「これをこうするとこうなる」というのが直感的にわかるようなユーザインターフェースと、プログラムをすぐに動かして結果を見ることができる環境。そこから、子供たちにとってプログラムがどういうものなのかという理解が少なからずできたはずです。さらに、ものづくりの楽しさというものを感じ取れたのではないでしょうか。

また運営側にとっても、大きなイベントでの進行の段取り、トラブルへの対処、仕事の割り振り等々…。振り返って次に活かすべきポイントが浮き彫りになったのではないでしょうか。この類のイベントは場数を踏んだ分だけ参加者と運営側の双方が成長するので、これで終わらせずに次に繋げていって欲しいなと思います。

Coder Dojo Kashiwaの参加者・運営のみなさま、小金高校放送部のみなさま、お疲れ様でした&ありがとうございました!またイベントやりましょう!!

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