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「インフルエンサーが活躍できるインフラ」をBitStarが創る!【#TechスタートアップPR特集】

2018.02.13 Category:インタビュー Tag: , , ,

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いま注目のTechスタートアップ企業を取り上げ、代表やCTOのインタビューを紹介する集中連載。
第2回目は、インフルエンサーマーケティングでメディア・広告事業を展開するBitStarの代表取締役 渡邉拓氏に、注目のFan Tech分野の今後や、同社でのエンジニアの活躍ぶりなどを伺いました。
by CodeIQ運営事務局

インフルエンサーとテクノロジーの力で新しい産業を創出する

――BitStarさんのビジネスはどういったものなのでしょうか?

渡邉:「インフルエンサーが活躍できるインフラを作る」というビジョンのもと、3つの事業を運営しています。一つ目がインフルエンサーと企業のマッチングプラットフォーム「BitStar」(ビットスター)、二つ目がインフルエンサープロダクション「E-DGE」(エッジ)、三つ目がメディア制作事業です。

三事業の根幹であるBitStarのテクノロジーが競合差別化につながっています。これらの事業をグローバルに展開させるのが、大きな方針です。

――裏側のテクノロジーというのは、どういったものなのでしょうか。

渡邉:マッチングプラットフォームであるBitStarに関して言いますと、企業様とYouTuberの方をマッチングさせるプラットフォームです。2,000人のYouTuberにご登録いただき、これまで2,000本以上の動画を作成、配信してきました。効率的なマッチングから納品、配信までを管理する仕組みがあります。

また、インフルエンサーのデータをもとに最近開発したのが「Influencer Power Ranking」(インフルエンサーパワーランキング、以下IPR)です。テレビ局をはじめとしたメディアであったり、代理店、広告を出稿していただいているクライアント企業のマーケター向けといったto B向けに月額制で提供しているビジネスです。

動画視聴数だけを見ても、エンゲージメントの大小は把握できません。認知がある人より、ファンの人気が高い(エンゲージメントが高い)人の方がPR効果が良いケースが多いので、SNSでのエンゲージメントや旬なインフルエンサーのランキングなども可視化してキャスティング提案に活かすという感じです。

IPRでは、弊社プロダクションに所属していない人も含め、競合他社がどのインフルエンサーにどれぐらい予算を割いているとか、どれくらい広告出稿していて誰をキャスティングしているかというのも全部わかります。

今、誰が旬で伸びているかというのもわかるので、有名な人しか起用してこなかったクライアントに対してもデータに基づいた新しい提案ができますし、「マーケター1人雇うよりはIPR」というコンセプトに共感いただくクライアントも増えています。さらにプロダクション事業部である「E-DGE」の方にもシステムがあります。

株式会社BitStar 代表取締役 渡邉拓氏

渡邉:プロダクションのシステムってなんぞやって話だと思うのですが、従来はアナログだった”スターを生み出す過程”を、ITで仕組化しています。

タレントの発掘といえば路上の声かけやオーディションが主戦場だったわけですが、我々はインフルエンサーのデータをクローリングして、誰がそもそもYouTuberで、どんな人が伸びていて旬なのか、ということを解析してスカウトの優先順位を明確にし、スターと成り得る人材を見つけます。

育成に関しても動画の分析結果を所属タレントにフィードバックし動画の作り方などのアドバイスに活かしはじめています。

三つ目のメディア制作事業に関しては、インフルエンサー育成用の分析ツールを活かして、番組制作する際にデータを活用してどのようにしてPDCAを回していくべきかがわかるようになっています。まだこれは開発途上ではありますが。

他にも開発中なのが、ファンクラブを誰でも立ち上げられるようなシステムですね。今までだと芸能プロダクションに入って、なおかつ数千人以上ファンがいないと立ち上げられなかったのが、今後はクラウドサービスを使えば誰でも簡単に立ち上げられるようになります。

初期費用・ランニング費用無料で、月額のファンクラブ料金から手数料をいただくモデルを考えています。

このようなインフルエンサーに関する事業を一気通貫でやっているので、シナジーも生みやすいですし、競合他社との差別化にもつながっていると思います。

また、巨大ではあるものの、アナログで非効率なコンテンツ産業において、インフルエンサーとテクノロジーをかけ算することで今までにない新しい産業が創れると確信しています。

毎日全員でランチにいくエンジニアチーム

――いま、エンジニアチームはどんなメンバーなのでしょうか。

渡邉:人数は今10人弱くらいです。CTOの山下はグリーの新卒第一号で100名くらいの時に入って、そこから3,000名くらいのタイミングまでエンジニアとして活躍して、その後ラクスルのCTOを経たのち弊社にジョインしています。

トップに山下がいて、その下に開発部があります。弊社ではエンジニアとコンテンツディレクターが開発部の中に両方いるような組織体制をとっております。

リードエンジニアは経歴がちょっと変わっていてですね。本屋さんをやって、ゲームのシナリオライターをやったあと、ソーシャルゲームのエンジニアとして開発をしてから弊社にジョインしています。彼はいま28歳ですね。

あとは、NTTコミュニケーションズ出身で、開発経験はほとんどなかったけど自分で手を動かしてものを作りたいという欲求があって、会社を辞めた後にTech Campに行ってRailsのさわりだけ勉強してうちに来たツワモノもいます。大手を辞めてまでということで強い意欲を感じたので、ポテンシャル採用枠で入社していただきました。

ディレクターは、元々はユナイテッド社の事業部長をやっていた人間で今33歳。彼がチーム最年長ですね。エンジニアもディレクターもメンバーがみんな優秀なので、一緒にサービスを作っていくとブルドーザーみたいにがーっと進めていくというか、推進力のある環境だと思います。期限切って締め切りまで皆でがんばっていこうみたいなチーム作りができているので。

――エンジニアチームをみていてどう思われますか?

渡邉:めちゃくちゃ仲が良いですね。ランチも毎回エンジニア陣全員で行ってますし。もちろん皆がみんなよくしゃべるかというとそういうこともなくて寡黙な人もいます。チーム感は強いですし良い環境だと思っています。

Ruby会議などの社外勉強会・カンファレンスには積極的に参加してもらっています。最先端の事例を学んで、モチベーションを上げて帰ってきているのは良いことだと思いますね。技術書も必要であればどんどん買いますし、社内勉強会も開きます。

エンジニア主導でやった仮想通貨の勉強会に、番組制作をやっているメンバーや、元芸能マネージャーの方が参加してるのを見てると、今までにはないコラボレーションだと思いますので面白い現象が起きているなと思います。

僕自身が理系出身でプログラミングをやっていたっていう経緯があるので、エンジニアの働きやすい環境が作りやすいのかなと思いますね。

インフルエンサー市場はバブルではない

――いま、インフルエンサー市場はバブル期にあると思うのですが、今後どうなっていくとお考えでしょうか。

渡邉:バブルではなく今後も活況が続くと思います。江戸時代のスターは歌舞伎役者でしたが、スターはその後、映画からテレビへと変遷していきました。次のメイン主戦場がどこかというとスマホです。

スマホ普及率は、20代が今100%に近くて、60代の所有率が30%ぐらい。年々アクティブユーザーが増えている中で、動画に対する需要も増えていきます。特に、YouTube動画に対する需要です。

Abemaさんがテレビ局を巻きこんでかなり投資していますが、それ以上の投資をYouTubeはこれまでに行っており、カルチャーにまでなっているので、なかなか覆せないんじゃないかなと。シェアはある一定取られるかもしれませんが絶対数としてのYouTube視聴者は増えていくんじゃないかなと思います。

また、YouTubeがメインストリームでなくなったとしても、インフルエンサーの方々はプラットフォームを変えて活躍し続けると思うので、そういう意味で市場の活況は続くと考えています。

組織変化のスピードに対応できる人に来てほしい

――最後に求めているエンジニアの人材像について教えてください。

渡邉:やっぱりサービスづくりが好きなエンジニアですね。今までのアナログ産業をデジタルに変えていくっていう事業なので、機械学習とか技術的なチャレンジはもちろんあるものの、サービスを作っていく会社なのでサービス作りが好きなエンジニアが向いていると思います。私が理系出身でもあるのでR&Dの機能は持ちたいとは思っていますが。

スタートアップなので足りていないところもありますよ、ということは事前にお伝えするのですが、そこもこれから一緒に作っていくことにモチベーションを感じてもらえる人には、いい職場なんじゃないかなと思います。社員に会社についてのアンケートをとったりもするのですが、部署間のコミュニケーションが不足してるっていう課題が出たことがあったのですね。

その時、すぐに社内交流タスクフォースというものが立ち上がって、バスケとかフットサルとかをやったり、StarBarというバーができまして、略してスタバなんですけど(笑)。月一回バーを作って、みんなで気軽に立ち寄って飲める場を作るとか。それもエンジニアの社員が主導してやっているので、そういう足りないことがあれば一緒に作っていけるような人がいいですね。

あと、変化への対応力。組織がこの半年で2.5倍になって、60人くらい増えてるので、プレイヤーだった人が急にリーダーになったりってことが出てきます。そういうとき、自分の役割を変えていって柔軟に成長していける人がいいですね。

(取材・執筆:今井雄紀[ツドイ] 撮影:飯本貴子)

株式会社BitStar

株式会社BitStarは、2015年よりインフルエンサー・マーケティング市場に参入。インフルエンサーと企業のマッチングプラットフォーム「BitStar」では、現在までに業界最大規模の月間タイアップ動画配信数を実現し、日本最大級のインフルエンサーネットワークとなっております。

インフルエンサーが活躍できるインフラを作ることをミッションとして、マネジメントと番組制作を行うインフルエンサープロダクション「E-DGE」も運営。E-DGEはBitStarから選抜されたYouTuberにより、マスとデジタルの融合をコンセプトとした新しいインフルエンサープロダクションです。

また、2017年10月よりインフルエンサーマーケティングを科学するプランニング・分析ツール「Influencer Power Ranking」を提供開始。今後はインフルエンサーのさらなる活躍の場を支援するためにファンビジネス・メディア事業・海外展開などをスタート致します。

●事業内容:インフルエンサーマーケティング事業

  • インフルエンサー支援プラットフォーム「BitStar
  • インフルエンサープロダクション「E-DGE
  • プランニング・分析ツール「Influencer Power Ranking」β版

BitStarをはじめ注目のTechスタートアップ4社が集うイベント開催!

本記事に登場したBitStar社をはじめ、チャットボットツール開発や農業IoTなど、いま注目のTech系スタートアップ企業するイベントをCodeIQ主催で開催いたします。

同じくスタートアップとしてトレタ創業からCTOを務める増井雄一郎さんを交え、スタートアップならではのエンジニアの仕事のやりがいや苦労、得するアレコレなど徹底的に語り尽くします!

後半は懇親会も予定していますので、スタートアップ企業に興味がある方、エンジニア同士で話してみたい方などざっくばらんにお話いただけます!ぜひお気軽にご参加ください。

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